スポット

石動

2024.05.29更新 毎年5月第4土・日


おやべの獅子舞祭

基本情報

932-0046 本覚山 観音寺他、小矢部市内一円

開催日時
5月第4土曜、日曜
電話番号
0766-30-2266
(小矢部市観光協会)
アクセス
あいの風とやま鉄道石動駅から徒歩10分
駐車場

小矢部市は市内に80余りの獅子舞が保存伝承され、人口当たりの獅子舞の数が日本一ともいわれるほどの獅子舞都市。毎年5月の第4土曜日曜に開催される石動天神獅子舞祭は、大きくて重い獅子頭、弓形の竹を張った長い胴幕のムカデのような形をした「百足獅子」が特徴です。24の町内から繰り出される獅子舞が、勇壮に街中を舞い踊り、夜には町内引きが行われ、別名「獅子舞盆」と言われています。観音寺・福町新明宮には順次踊りが奉納され、町内ごとの踊りや音色を楽しむこともできます。また、スタンプウォークラリーや獅子舞大共演会も開催されるので、町内を散策しながら獅子舞を満喫することができます。

おやべの獅子舞祭の起源

毎年、5月の第4土・日に開催される、おやべの獅子舞祭(石動天神獅子舞祭)は、前田利秀が今石動城主として石動に入城した時、獅子舞で歓迎したことが起源といわれている。天正17年(1589)に、利秀が父秀継より伝来の「天満自在神」画像を、観音寺に預け、宝物としてまつられている。元禄14年(1701)6月より3か月間、芭蕉十哲の一人といわれた各務支考が今石動の観音寺に滞在。正徳5年(1715)から享保5年(1720)までの期間に再び滞在し、その期間に、獅子庵を建て、ここを拠点に、城端・福野・井波あたりまで活動をひろげていたといわれる。後に、支考を偲び、獅子庵跡に獅子塚が立てられている。「人口比世界一の獅子舞都市」小矢部市。貴重な民族芸能である獅子舞が多く、市内84ヶ所に今も保存・伝承されている。