小矢部市桜町(さくらまち)出土した遺跡や郷土の歴史を展示する施設です。桜町遺跡は、縄文時代の4,000年前に遡る木製品などの貴重な資料が多量に見つかり、全国的な脚光を浴びた遺跡です。この遺跡は、谷の中にあったことから地下水位が高く、その水にまもられていたために、通常の遺跡では残らないような建築部材などの多様な木製品や編み物などの有機質遺物が、非常に良好な状態で出土しました。またそのほかに、土器や石器などの様々な遺物も出土しており、出土品のうちの残りの良い物については、縄文時代当時の生活の様子や技術を知るための貴重な資料として、小矢部市の文化財指定品となっています。