スポット

埴生

2024.05.14更新 


倶利迦羅さん八重桜まつり

基本情報

932-0836 小矢部市埴生

開催日時
毎年4月下旬から5月上旬
電話番号
0766-30-2266
(小矢部市観光協会)
アクセス
■石動駅から天田峠経由 
車:約10㎞ 20分
徒歩: 約5.5km 1 時間 20 分
■小矢部ICから源平ライン経由
車:約7km 30分
駐車場
あり(大型可)※倶利迦羅不動寺の駐車場もご利用いただけます

毎年4月下旬から5月初旬になると、倶利伽羅不動寺を中心に約6,000本の八重桜が咲き誇ります。祭りの期間はぼんぼりが燈り、開催期間中には名物「厄除け念仏赤餅つき」が行われ、つきたてのお餅が見物人に振舞われ、そのご利益を授かろうと多くの参拝客でにぎわいます。

俱利伽羅八重桜のいわれ

倶利伽羅に咲く八重桜は、高岡市に住んでいた高木勝己さんが奥さんと2人で昭和34年から昭和59年に植えられたもの。運送会社に長く勤務されていた高木さんは、昭和4年以来、毎日のように金沢・高岡間を倶利伽羅・天田峠を通って往復していた。昭和9年、自動車の事故で30mの崖下に自動車もろとも転落。自動車は大破損しましたが、不思議と高木さんとその助手は全くの無傷だったそう。そして時が過ぎ、昭和34年の1月、3日続けて不思議な夢を見ます。それは、就寝中の枕元に不動明王が立たれ、「今、倶利伽羅はさびれており、人びとが訪ねてこないので寂しい。何とか賑やかにしてほしい」との重なるお告げでした。高木さんは事故で九死に一生を得たのは不動明王のお陰だと悟り、恩返しとして桜並木を植え続けました。こうして倶利伽羅は県内を誇る桜の名所となりました。