小矢部市名誉市民の実業家(故)大谷米太郎・竹次郎兄弟の生誕の地に、1935年(昭和10年)に米太郎氏が立て直した住宅で、妻のハルさんが1957年(昭和35年)に亡くなるまで暮らしていました。 砺波地方に多くみられる瓦屋根切妻妻入りの「アヅマダチ」という農家建築様式で作られています。アヅマダチの家は、正面の妻口をほぼ東に向けて建てられ、二枚の大きな瓦屋根の下に、束・貫・梁の格子組とその間を白壁で塗られた妻意匠をもつことが特徴です。施設内には当時の農村や庶民の暮らしに実際に使用されていた物品などを公開しています。
平成27年3月26日に国有形文化財に登録されています。